人の気持ちがわからない親に育てられた人の苦労
YouTubeでもっと詳しく話しました。
1,子供の気持ちがわからない親の原因
まずは人が怖い人はなぜ人の気持ちがわからないのかということを脳の側面から考えてみましょう。
脳を細かく話そうとすると、複雑だし言葉も難しいしわかりづらくなってしまうので、ここでは大雑把に簡単に脳の仕組みを話したいと思います。
偏桃体は恐怖を司っているところです。前頭前野はいろいろ役割があるので、だいぶ端折りますが、前頭前野の一部は共感に関わっています。
そして偏桃体が活発に働いている時は、前頭前野は活性が低くなるそうです。
つまり、恐怖ばかり感じている人は脳の共感する場所が働きません。
自分が怯えているのに、人を思いやることなどできないということです。
なので、不安や恐怖が強く人生全般に怯えている人や人が怖い人は、自分を守ることしか考えられません。子供のことなど考えられません。
これは、とんでもない親というより、ある意味人間なら当たり前のことですが、このような親の中には、過度な心配性や過干渉になる親もいます。
はたから見ていると、過度な心配性の親は子供のことをすごく考えているように見えるかもしれませんが、実際は不安や恐怖ばかりを感じていて、脳の共感する部分が働いていません。
次はナルシシストの親を考えてみましょう。ナルシシストの親は、対子供との問題で自分が間違っているとは気づきません。認めません。
ナルシシストは本当は心の底で酷く自己蔑視をしています。それを自分にも認められないほど、酷い自己蔑視です。だから猛反発して、自分は特別に素晴らしい人間だと思い込んでいます。
つまり、現実通りに自分を見ているのではなく、現実を偽って自己陶酔をしています。自己蔑視が酷すぎて、そうしなければ生きていけないということです。
このようなナルシシストは、自分は素晴らしい人と思い込んでいるので、他者を見下してやたらと上から来ます。
そこで周りの人に
あなたは現実通りに自分のことを見ていませんよ
あなたはそんなにすごい人ではありませんよ
というような目で見られると激しく傷つきます。激しく傷つくから怒りも激しいです。憎しみの塊となって、猛攻撃してきます。憎しみがすごいから粘着力もすごいです。
このように必死になって現実を見ないように、偽った世界に生きています。これを続けるには、自らの力を誇示する必要があるし現実の相手を見るわけにはいきません。そこで、他者への共感力はゼロです。
このようなナルシシストが親になれば子供に対して
親になんてこと言うんだ
子供のくせに
ととても横柄な態度になります。これも自らの力を感じるためです。現実にはないものを感じないといけないのです。だからとても横柄になるし、子供が尊敬しないと激しい怒りになります。
1番厄介な所はそれでいて
子供思いのいい親だ
こんなに子供のことを考えている親はいない
と自己陶酔しているところです。
うそをついて子供思いのいい親だと言っているのではなくて、本気の本気で子供思いのいい親だと思い込んでいます。
このようにナルシシストの親は、めちゃめちゃ歪んでいるのですが、自分は絶対に正しいと思っているから話がまったく通じません。
だから当然子供は心が成長できなくておかしくなっていきますが、ここでも
子供をおかしくしてしまったという解釈ではなくて
この子には困ったねぇ、困った子だねという感じ方をします。
このような親であれば、子供は1度も気持ちを理解してもらえることはありません。
次に心が未成熟で子供に関心が行かない親も人の気持ちがわかりません。
心が成長していない人は、自分の欲求を満たすことや自分が不安から逃げることで精一杯です。他人の気持ちを理解する能力はありません。
というのは心が未成熟な人は、あーしてほしい、こうしてほしい、がものすごく強いです。子供のように自己中心的です。
でも依存心が強く心理的には弱いので、自分より強い人には自分を犠牲にします。だからストレスや憎しみが溜まっています。
人間は誰でも、ストレスや憎しみが溜まればイライラしますが、そのイライラは弱い子供にぶつけることになります。
そこで子供は
あーしなさい、こうしなさい、なんでこうしないんだ、と操作され、さらにイライラをぶつけられることになります。
それでも心が未成熟な親は要求が激しいので満足しません。
もっとあーしなさい、もっとこうしなさい、と子供の境界を無視して土足で上がってきます。
このように子供を1人の人間として尊重できません。悪意はないのですが、自分が生きることに精一杯なのでどうしても子供を自分の道具やロボットにしてしまいます。
これでは子供の気持ちを理解することは不可能です。
心の必要性が強い親も同じです。たとえば病的に劣等感が強く憎しみを抑圧しているような親の中には、子供を一流大学に入れて、周りを見返そうとする親が出てきます。
劣等感や憎しみが強すぎて、子供を一流大学に入れないと自分が保てないのです。だから強迫的にそうしないといられません。これが必要性が強いということです。
この状態では子供の適性や気持ちなど考えられません。子供は勉強よりスポーツが向いているとか、
子供は大学など行きたくない
あるいは、偏差値は低くても自分に合っている大学に行きたい
などという子供の気持ちは無視します。
続きは YouTubeでもっと詳しく話しました。
アダルトチルドレンが生きやすくなるための本を書きました。
最後に
「いい記事だった。面白かった。コーヒーでもどうぞ」と応援してくださる方を募集しています。
コメント
コメントを投稿