アダルトチルドレンは自己評価を再評価しよう
YouTubeでもっと詳しく話しました。
1,アダルトチルドレンは能力がないのか
多くのアダルトチルドレンは、自分は周りと比べて能力がないから自分を低く評価していると思っていると思います。
自分のことだと視野が狭くなるので固くそう信じてしまいがちです。
なので、自分のことではなく、アダルトチルドレン全体の問題として少し客観的に考えてみましょう。
ほとんどのアダルトチルドレンが自己評価が低いですね。
周りと比べて能力がないから、自分を低く評価しているというのであれば、「アダルトチルドレンは全員能力がない」ということになってしまいます。
常識的に考えて全てのアダルトチルドレンが、みんな能力がない状態で生まれてくるはずはないですよね?
人間ですから、みんな同じではなくて長所も短所もありますが、アダルトチルドレンだけ、能力がない状態で生まれてくるわけではありません。
部分的な能力に違いはあるにしても、全体としてみれば人間はみんなそれほど変わりはありません。
変わりがあるのは、脳です。心です。内面の力です。
人間は能力的にはそんなに違いはなくても、内面はものすごく違いがあります。
そして人間は内面でなにを感じているかによって脳が活発になったり、委縮したりします。
つまり、アダルトチルドレンは内面の感じ方によって脳が委縮しているんです。
能力がないのではなくて、
能力が発揮できない状態に陥っているんです。
2,アダルトチルドレンはなぜ自己評価が低いのか
アダルトチルドレンが、最初に脳が委縮したのはおそらく小さい時です。小さい時は簡単に勘違いします。
勘違いした内容は人によって違うかもしれないけど、勘違いを解き明かしてそれは勘違いだと心の底から納得できれば、自己評価も上がってきます。
では、小さい頃にどのような勘違いを起こしやすいのか考えてみましょう。
たとえば、仕事に忙しい親もいます。朝早くから、夜遅くまで働いている人です。
このような人は家に帰ってきても疲れているので、あまり子供にかまっていられません。
子供が膝の上に乗ってきたら、「向こうに行ってなさい」と言うかもしれません。
このような時に、小さい子供は「親は仕事で忙しくて疲れているんだな」とは解釈できません。
自分は迷惑な存在なんだ
自分は魅力がないんだ
自分はつまらない存在なんだ
と解釈してしまいます。
そして、このようなことが何度も続くうちに、心の底に
自分は迷惑な存在なんだ
自分は魅力がないんだ
自分はつまらない存在なんだ
という自己イメージを固めてしまいます。
また、病的に劣等感が強い親は、すぐに自分を恥ずかしいと感じるので、自分の延長線上である子供にもすぐに恥ずかしいと感じます。
子供が子供らしいと恥ずかしいと感じるんです。そこで子供を大人っぽくしようとします。つまり無理な要求をします。
無理な要求なので、子供はその要求に応えられません。するとこのような親は、心底がっかりしてさらに怒ります。
このような時にまだ何もわからない小さい子供は、「この親は劣等感が強いから無理な要求をしてくる」とは思えません。
「自分はなにかが足りていないんだ」と解釈してしまいます。
それも、親に病的な劣等感があるということは、1回だけではないはずです。
自分は悪くない時も、あるいは、子供であれば仕方がない事でも、何度も何度も、親に批判されて育ってきているはずです。
だから、心の底に「私は劣っている」「俺のせいだ」という自己イメージを作ってしまいます。
意識から消えても、無意識では「私は劣っている」とこびりついているので、恥をかかないように、防衛的に生きるようになります。
そこでいつも挑戦しません。挑戦しないということは成功しないということです。
今、挑戦しないと言いましたが、時には仕事など生きていく上で挑戦しなければならない状況に追い込まれることもあります。
そういう時は、しなければならないのだから挑戦しますが、この時も「私は劣っている」「俺はどうせ失敗する」などの強い思い込みがあるので、委縮して、実力を発揮できません。
このような理由から、成功が難しくなります。そこで
ほら、間違いなく私は劣っている
という感じ方を強めていきます。
人間の能力は、暗記力がいいとか、手が器用とか、計算が得意とか、話が得意とか、文章を書くのが得意とか、様々な部門で、細かく違いがありますが、それよりも大事なことは内面の力です。
アダルトチルドレンはこの内面の力が非常に弱いです。
そして元をただすと、まだなにも知恵がなかった頃に、自分を劣った人間だと感じてしまったことにあります。そして1番大切なことは「自分を劣った人間だ」と決めつけた根拠です。
なんの正当性もないのに、未熟な親を正しいと無条件で親を肯定して自分を否定しているんです。
2,視点を変える
要するに世界をありのままに見ているのではなくて、自分の視界だけを見て「世界はこうだ」と思っているんです。
そして、アダルトチルドレンの視界は価値観の歪んでいる親に教わった世界です。
だから、アダルトチルドレンはどうにかして、見ている場所を変える必要があります。ここからはそのための話です。
アダルトチルドレンは、自分のネガティブ面を拡大して自分のポジティブ面を縮小しています。縮小しているというより、まったく視野に入れていないというほうが正しいかもしれません。
多くのアダルトチルドレンはものすごく努力しますが、「自分が努力している」という意識はゼロです。
たとえば、こうやってブログを読んだり、動画を見たり、人によっては本を読んだり、カウンセリングを受けたり、ものすごい努力をしているのに、それを努力としてカウントしていないんです。
それもちょっとの努力ではなくて沢山動画を見たり、いっぱい本を読んだりとものすごく努力をしていても、カウントしていないんです。0ということになっているんです。
他にも、人によっては、たくさん受験勉強をして大学に行ったかもしれません。
べつの人は毎日マラソンをしていたかもしれません。またべつの人は、部活で活躍するために1人で練習をしていたかもしれません。
また、仕事の新人の時に、早く覚えようと休みの日まで家でものすごく勉強をしたかもしれないし、仲間として受け入れてもらおうといろいろ努力をしたかもしれません。
また資格を取るために勉強したかもしれないし、なにかの発表の前にものすごく練習をしたかもしれません。
今からでもそいう努力をカウントしましょう。
アダルトチルドレンとは大変な人生を生きているので、できることは限られているけど、その自分にできる範囲内でものすごく努力しながら生きている人です。
なんの努力もせず、なんの成功も、なんの貢献もしていない、腐った存在ではありません。
「自分にできる範囲内」という部門ではものすごく努力しています。
なのに本人は、自分は努力も、貢献も、成功も、なにもしていない腐った存在と意識しているんです。
悔しくないですか?
腐っていません!
今からでも、努力したことや、成功したことや、挑戦したことはカウントしましょう。
最初は自分にできる範囲内の努力をカウントしても嬉しくないかもしれません。
それでもそこからスタートするしかないんです。どんな小さなことでも、どんな種類のことでも、カウントしましょう。
今までの自分の頑張りをよく思い出してみてください。そして自分を認める努力をしてください。
続きはYouTubeでもっと詳しく話しました。
アダルトチルドレンが生きやすくなるための本を書きました。
最後に
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